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派遣始める前に知っておくべき!派遣社員の最低賃金はどうなっている?

🕒 2018/08/07
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派遣始める前に知っておくべき!派遣社員の最低賃金はどうなっている?

派遣社員のみなさん、最低賃金をご存知でしょうか?

派遣社員のお給料は基本的に派遣会社が派遣先の企業からもらっている仲介手数料から、必要な経費と自社利益を差し引いた分のお金ですが、実はお給料について国が最低ライン=最低賃金を設定しています。

最低賃金を下回るお給料しか支給されない場合は法律違反ですので、派遣生活を始める前に、最低賃金について知っておくことが絶対おすすめです。

今回は、この最低賃金について解説していきます。

そもそも最低賃金とは?

端的にいえば、最低賃金は最低賃金法によって、地域ごとにその最低ラインの賃金水準を決めるものです。

使用者(派遣の場合は派遣会社)は、必ず労働者(派遣労働者)に最低賃金額以上のお給料お支払わなければならない制度です。

仮に使用者と労働者の合意があって、最低賃金額以下の賃金額を設定しても、それが無効なものとみなされて、自動的にその地域の最低賃金が適用されます。

また、最低賃金は、都道府県ごとに設定されて、毎年改正されます。

平成30年7月現在は、東京都の最低賃金が時給958円で全国最高で、鹿児島県、沖縄県などの最低賃金が時給737円で全国最低です。その差額はなんと200円もあって、とても大きな金額ですね。

ちなみに、最低賃金は毎年10月頃改正されて、その金額は年々上がっていく傾向ですので、毎年10月頃に必ずご自身の働いている地域の最低賃金をチェックするようにしましょう。

もし自分がもらっているお給料がをそれを下回ったら、必ず勤めている会社に時給アップをお願いしましょう。

派遣社員の最低賃金の適用は?

派遣社員は労働者である以上、自分がかけた労力に対して正々堂々にその対価を請求する権利があります。もちろん、最低賃金法の保護対象にもなっています。

それでは、派遣社員への最低賃金法の適用はどうなっていますか?


正社員の場合は、基本的にご自身が勤めている会社所在地の最低賃金が適用されますが、派遣社員の場合は、派遣会社に所属していながら、派遣先の企業で働くわけですので、どこの最低賃金が適用されるかについては迷うものですね。

その答えは簡単です。

派遣社員の最低賃金は、派遣先企業の所在地の最低賃金が適用されます。

例えば、千葉県にお住まいの派遣社員Aさんは、東京都にある派遣会社B社を経由して、神奈川県にあるC社に就職した場合は、神奈川県の最低賃金(平成30年7月現在は956円)が適用されます。

ここで要注意なのは、派遣会社の所在地の最低賃金が適用されないため、「東京の派遣会社は最低賃金が高いから登録しよう」のつもりで登録してしまうと、例えば山梨県の仕事が紹介されると、最低賃金の低い山梨県の標準が適用されるので、思う通りに高時給がもらえるとは限りませんね。

逆に、山梨県にお住まいですが、派遣で東京の会社で働けば、当然全国最高の東京の最低賃金が適用されるため、嬉しい限りですね。

なので、生活費の低い地域で暮らして、最低賃金の高い地域で働くのは絶対おすすめです!

どうしても高時給を狙いたいなら?

いずれにしても、最低賃金法が規定しているのはあくまでも最低レベルの賃金水準で、逆にいえばちょうど最低賃金額だけのお給料を支払うのも合法的ですね。

「最低水準の賃金しかもらえないなんて…」と思っている方はもちろんいますよね。

でもご安心ください!全国的に有効求人倍率が高まるなか、最低賃金額だけのお給料で人手が基本的に集まりません。

例えば沖縄県でも、最低賃金額が737円で全国最低ですが、派遣のお仕事ですと、だいたい1000円以上の求人案件が多くて、なんと最低賃金額よりも300円近く高いわけです!

もともと最低賃金額の高い東京でもそうです。最低賃金額の958円に対して、最低でも1200円の時給が望めるでしょう。

さらに職種によっては、2000円を超える案件も多数ありますので、何らかの技術、スキルをもっている方は要チェック!

しかし、残念ながら、派遣の時給には交通費込みの場合がほとんどですので、一見で高く見える時給ですが、交通費を差し引てから手取りの金額が一気に下がってしまうこともありますので、仕事選びのときにご自身の通勤時間や通勤範囲をしっかり確認してから申し込んだほうがよいでしょう。

また、当たり前の話ですが、未経験可能な職種や簡単作業な職種なら、あまり高い時給がほとんど期待できないでしょう。

東京都の場合は、販売職や一般事務などの派遣時給相場はだいたい1200円から1400までの範囲で、これで計算すると、1ヶ月フル働いても192000円から224000円くらいしかもらえず、さらにそこから社会保険料や税金、交通費などを引いたら、手取り金額が15万円前後になります。

この金額では一人暮らしはちょっと厳しいでしょう。

もちろん、技術、スキルがあればあるほど高い時給が期待できます。

たとえば、都心にある大手監査法人で翻訳事務のお仕事(TOEIC900点以上の英語力が必要)ですと、時給はなんと2800円です!

これで1カ月フル働いたら月給は45万円近くになって、普通の正社員よりはるかに儲かっているでしょう。

なので、同じ派遣といっても、個人能力の差によって時給の変化が激しくて、高い時給が欲しいなら自分自身のスキルを絶えずにアップしていく必要があるでしょう。

終わりに

派遣社員は例外なく最低賃金法の保護対象となって、さらに派遣という働き方の性格上、最低賃金よりもはるかに高い時給がもらえることがお分かりになったでしょう。

もちろん、少しでも自分自身のもらえる時給を高めたいのなら、二つのポイントに注意しないといけません。

ひとつめは、最低賃金額の高い地域で働くことです。

地域別の最低賃金額は厚生労働省のホームページで簡単に確認できますので、派遣を始める前にチェックするのをお忘れなく!

ふたつめは、自分自身のスキルアップを常におこなうことです。

ご自身のもっているスキルが豊富であればであるほど、高い時給はもちろん、さらに選択できる仕事の範囲も広がりますので、ぜひ忘れずにおこなってください。

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