派遣と正社員の違いを徹底解説!それぞれのメリット・デメリットとは?

派遣-困る女性

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派遣と他の雇用形態を比較

自分のもっているスキルを活かせる派遣があっているのか、それとも安定性のある正社員があっているのか迷っているあなたは必見!

一見正社員が安定していて魅力的だと感じる人が多いと思いますが、実はどちらにもメリットとデメリットがあります

なので、派遣社員と正社員のそれぞれメリットとデメリットを徹底解説していくので、知った上でどっちが自分の理想に近いのかを選択するのが良いと思いますよ

派遣と正社員の定義って何?それぞれのメリット・デメリットは?

派遣-はてな女性

社会人であれば必ず関係する雇用形態ですが、単語は知っているが具体的な違いは知らない人が多いのではないでしょうか。

正社員とは?

正社員とは一般的に正規雇用によって採用された労働者の人を指します。

全体の労働者の内の正規雇用の比率は、厚生労働省のHP資料によれば平成29年度で62.7%となっています。

平成26年度から増加に転じているので昔よりは正規雇用での採用がしやすくなっていると思います。

メリット

  • 雇用の安定
  • 賞与(ボーナス)や退職金がある
  • 昇給や昇給のチャンスが派遣より多い
  • 福利厚生が手厚い

まず雇用の安定についてですが、正規雇用の場合は雇用期間が存在しないので契約更新がなく、勤めている会社が倒産などしない限りでは、基本的には定年を迎えるまで働けます。さらに福利厚生が手厚いのでもし病気やけがで一時的に働けなくなってもその間に給料が発生したり、会社からサポートが受けられたりする可能性も高いです。

また賞与があるので基本的には派遣よりも年収は高くなる傾向があります。

このように基本的に正規雇用ののメリットは安定だと思います。

デメリット

  • 異動や転勤があるなど勤務地を選びにくい
  • 非正規雇用よりも採用率が低い
  • 時給換算すると非正規社員よりも低い可能性もある
  • 仕事内容を選べない可能性もある
  • 会社が倒産すると無職になる

正規雇用の場合は雇用契約がない代わりに1つの会社で長く働くことになるため、働く場所が変わってしまったり自分のやりたくない仕事があってもその会社に従わなくてはいけません。また正規雇用の場合は会社で面接を受けたり、試験があったりなど何も準備なしではまず受からないでしょう。

最後に昔と違って会社が倒産する可能性も高いです。

中小企業の場合は

1年後の生存率は40%

10年後の生存率は6%

30年後の生存率は0.02%というデータがあります。

このように今ある会社は30年後には倒産する可能性は十分にあるということです。

大企業なら安心と思われているあなた、

最近は大企業でも安心できないですよ。

経営状況は昔よりも良くない企業が多く、大量リストラが相次いで行われています。

このように生涯雇用は夢のまた夢になっていると考えられます。

派遣社員とは?

派遣社員は、人材派遣会社と雇用契約を結び、他の会社に派遣される労働者です。

求める人材としては即戦力になる労働者で、簡単に言えば派遣会社から即戦力を外注していると考えられます。最近は働き方が多様化しているため派遣としての働き方もあえてする人も増えています。

メリット
  • これまでのキャリアを活かすことができる
  • 自分の好きな条件で働くことができる

まず派遣社員は紹介時に業務内容の説明を詳しくされるため、自分のスキルやキャリアを活かした仕事を選ぶことができます。さらに勤務地や時間、期間などの条件を自分で選べるため、自分のライフスタイルと仕事を両立させやすいです。

通信の学校に通っている、家事育児と両立したいかつ自分のこれまでのスキルを活かしたいという人にはとても働きやすい勤務形態だと思います。

デメリット
  • 雇用が不安定
  • 収入が不安定
  • 責任のある仕事が少ない

雇用が不安定なのは、雇用契約が一定期間しかなく長く働くには契約更新を行わなければいけません。

また、正規雇用の場合はと比べてクビにしやすく、福利厚生も乏しいので健康状態の良いときは良いのですが、体調を崩した時や大きな病気になったときに会社が助けてくれることは少ないです。

また、契約が満期になったときはまた一から仕事を探さなければいけなく、見つかるまで収入は0円です。

このように自由に自分の条件と照らし合わせて働ける反面、何かあったときは助けがないのが派遣の特徴だといえます。

派遣社員と正社員の中間はないの?

結論を申し上げるとあります!

それは無期雇用派遣ちょいうものです。

これは契約期間が5年を超えた場合、希望すれば契約期間のない雇用契約に変更することができるものです。

あくまで派遣社員には変わりないのですが、月給制や福利厚生が使用できるなど正社員と変わりない待遇を受けられます。

しかし、柔軟な働き方は不可能になります。

まとめ

ここまで正社員と派遣のそれぞれのメリットとデメリットを紹介してきました。

昔は正規雇用の場合は終身雇用が保証されていたため正規雇用以外考えられませんでしたが、日本の高度経済成長が終わって終身雇用が夢のまた夢になった今現在、1つの働き方に執着せずにいろいろな働き方を考えるのが正しいと思います。

またどんな働き方でさえ自分のスキルやキャリアはいつの時代どこでも通用する唯一の武器なので、それらを磨く努力を惜しんではいかないと思います。

最後に、みなさんが納得のいく働き方を見つけられることを祈っています。

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