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派遣社員に絶対知ってほしい!派遣会社のマージン率とは?

🕒 2018/07/13
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派遣社員に絶対知ってほしい!派遣会社のマージン率とは?

派遣社員としてさりげなく働いていて、毎月のお給料も派遣会社から問題なく支給されているうちに、「派遣会社は何で儲けているの?」と疑問を感じたことはありませんか?

当たり前のことですが、派遣会社もビジネスをやっているので、無償に派遣社員のために働くことはありませんが、それでは、派遣会社はどのように儲けいて、どれくらい儲けているのかを知りたいものですよね。

今回は、派遣会社の儲ける方法である「マージン」について解説していきす。

派遣会社のマージンとは?

既にご存知の方もたくさんいると思いますが、派遣社員の労働契約は派遣先の企業と結ぶのではく、派遣元=派遣会社と結んでいるものです。

なので、派遣社員は派遣先の企業の指示命令を受けて働いていても、お給料や社会保険なども派遣会社からもらっています。

その一方、派遣会社は派遣社員という人材を派遣先の企業に派遣することによって、派遣先の企業から紹介手数料的なお金をもらっていて、その紹介手数料的なお金のことを「マージン」と呼ぶわけです。

しかし、ちょっと想像すればお分かりになりますが、仮に時給1500円派遣社員を雇入れて、派遣先の企業は絶対それ以上の手数料を払っていますよね。

それはなぜかといいますと、派遣先の企業が払っているマージンは、実は派遣社員のお給料はもちろん、その他に社会保険料など、諸経費の合計金額であり、さらに派遣会社もそのなかから自分の利益をねん出しなければなりませんので、派遣社員のお給料よりもはるかに上回っています

そのマージンから、派遣社員のお給料を差し引いた残額分のお金と、もともとのマージンの金額との比率のことを「マージン率」と呼びます。

マージン率の相場とは?

それでは、派遣会社はどれくらいのマージンをもらっていますか?

2015年の派遣法改正によって、派遣会社に平均マージン率の公開が義務付けられるようになりました。

しかし、ほとんどの派遣会社のホームページではマージン率を公表していませんので、おそらく個別の問い合わせにのみ公開するでしょう。

それでは、個別の派遣会社ではなく、全国の派遣会社の平均マージン率はどうでしょうか?

厚生労働省の「平成28年度 労働者派遣事業報告書の集計結果」によれば、派遣労働者の平均賃金が(8時間換算)12624円に対して、派遣会社がもらっている派遣料金(マージン)が19083円ということがわかります。

つまり、全国の派遣会社の平均マージン率は33.84%というわけです。

ここで要注意なのは、派遣会社が公開するマージン率はあくまでもその会社全体の「平均マージン率」で、個々人のマージン率は残念ながら公開していません。

仮に派遣会社全体のマージン率が30%でも、その派遣会社に所属しているAさんが時給1500円で働いていますが、派遣会社が3000円のマージンをもらっていると仮定すると、単純計算してみればAさんという個人のマージン率が50%ですね。それに対してBさんが時給2500円で働いていて、派遣会社が3500円のマージンをもらっていれば、Bさん個人のマージン率が28%です。

なので、派遣会社全体の平均マージン率は必ずしも個々人のマージン率に等しいとは限らないことに気をつけましょう。

マージン率が高いが悪徳業者とは限らない

「33.84%のマージン率ってぼったくりじゃな!?」と思う方は決して少なくないでしょう。

しかし、先ほどもお話したように、実はこのマージン率には、派遣スタッフたちの社会保険料や有給休暇分のお給料も含まれています。

社会保険料は労働者と派遣会社折半で払うものですので、仮に派遣労働者が月3万円払っていれば、派遣会社のほうも月3万円払っています。

そのほかにも、派遣会社の運営経費(営業マンのお給料、オフィスのお家賃)や派遣労働者向けの福利厚生費などの諸経費もマージンから捻出しなければなりませんので、マージン率が高くても、派遣会社の利益になる部分(純利益)は実はそれほど高くはありません。

その数値は派遣会社ごとに違っていますが、だいたい5%前後と言われています。

したがって、人材派遣業界は実は「薄利多売の業界」です。


また、先ほども述べたように、マージンには派遣労働者への福利厚生の諸費用もあるため、マージン率が高くても、もし派遣会社の福利厚生が充実していれば、むしろ良心的な派遣会社といえるでしょう。

例えば、リクルートスタッフィングやアデコなどの業界大手は、普通の会社の正社員並の福利厚生を用意しているため、マージン率の高さは派遣社員への還元になります。

そのため、マージン率だけでは派遣会社の良し悪しを判断するのは実は非常に難しいものです。


しかし、そうはいっても現在利用中の派遣会社のマージン率を確認してみては絶対損したことはありません。

マージン率の高さだけでは派遣会社の良し悪しを判断することができませんが、仮にマージン率が非常に高いが、福利厚生の面がイマイチなところが多くて、コンサルタントの対応も冷たければ、その派遣会社はあまりよくない会社の可能性が非常に高いです。

もしそうであれば、派遣会社の乗り換えなども考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

「マージン率」についてはもうおわかりになりましたよね。

人材派遣業界は実は、派遣会社が人材という特殊な商品を派遣先の企業に売り込んで、そこからマージンをもらう、という非常に単純なビジモデルです。

それでは、なぜ派遣先の企業は高いマージンを払っても派遣社員を採用したいのでしょうか?

それについては、次回のコラムで解説していきますので、お楽しみに~

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