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「無期雇用派遣」とは?そのメリット・デメリットを大公開!

🕒 2019/04/10
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無期雇用派遣とは?そのメリット・デメリット

派遣といえば、雇用期間があらかじめ定められている働き方ですが(詳しくはこちらを参照)、実際に最近、「無期雇用派遣」という雇用期間の定めのない働き方が注目されるようになりました。

では、「無期雇用派遣」とはどのような働き方なのかを、そのメリット・デメリットを踏まて徹底的に解説していきます。

派遣社員にも無期労働契約を結ぶ権利がある

2013年に成立した改正労働契約法は、有期雇用の労働者に「雇用期間が通算5年を超えたら無期雇用に転換するように使用者に申し出する権利を新たに追加しました。

派遣労働者にももちろん、派遣社員として通算5年以上働けば、無期雇用に転換できる権利が発生するわけです。

それで、2013年から通算5年を経った2018年には、有期雇用労働者の無期転換を回避するために、使用者側が有期雇用労働者の契約更新を拒否する、いわゆる「雇止め」事件が大量に発生して、社会問題化しました。

これについての詳しい記述は割愛させていただきますが、派遣社員の無期転換はどうなるでしょう?


先ほどもお話ししましたが、無期雇用に転換するために、有期雇用労働者は自分から「申し出をする」必要があります。つまり、自分から申し出をしない限り、無期雇用への自動転換はあり得ません。

もし有期雇用の派遣として続けたいなら、特になんの手続きをしなくても結構です。

その一方、無期雇用へ転換したい場合は、「無期雇用派遣」制度を視野に入れて考えてみましょう。

そもそも「無期雇用派遣」とは?

「無期雇用派遣」を説明する前に、派遣という働き方の仕組みを簡単に見ていきましょう。

派遣は、派遣労働者、派遣会社(派遣元)、就業先企業(派遣先)の三者の間の労働関係です。派遣労働者は派遣会社と労働契約を結んで、就業先の企業で、その指示・命令の下で働いています。

つまり、就業先の企業の指揮命令を受けながらも、お給料や保険などの労働関係は派遣会社にあるわけです(詳しくはこちらを参照)。

この場合、派遣会社との契約はもちろん、「有期雇用の労働契約」です。


それに対して、「無期雇用派遣」というのは、まずその派遣会社の社員として採用されて、それから就業先で働くという形です。

派遣会社の社員になるわけですので、労働契約も当然、無期になります。

「無期雇用派遣」のメリットとは?

「無期雇用派遣」は、働き方が普通の派遣と同じですが、身分上では「派遣会社の社員」ですので、基本的に一般会社の「正社員」と同じように福利厚生が受けられます。

さらに普通の派遣と比べると、メリットもありますので、ここで紹介していきます。

メリットその1:とにかく収入が安定

言うまでもないのですが、普通の派遣ですと、契約終了後、次の仕事が紹介される前に、当然無職になって、収入も一切入ってこないわけです。また、有期雇用のため、いざという時に、契約更新が拒否されたり、また前述のような「雇止め」されたりする可能性もあるので、事前に貯金などしておかないと、大変困ることになります。

それに対して、「無期雇用派遣」ですと、そのようなリスクもなくなって、さらに無期雇用派遣は「月給制」ですから、派遣先での仕事量の増減によらず、安定した収入が見込めるでしょう。

メリットその2:派遣未経験でもやれる

派遣会社の社員として採用されるので、一般会社の新入社員のような、新人研修などが受けられるはずです。

派遣会社側も、じっくり時間をかけて人材育成ことができますし、未経験者でもしっかりと社会人としてのマナーやスキルを学べるでしょう。

それで身につけた経験とスキルをうまく活用できれば、自分自身のキャリアアップも望めるでしょう。

いわゆる「派遣の3年ルール」を回避できる

先ほどもお話ししましたように、普通の派遣社員は同じ部署では最長3年までしか働けず、その後は別の部署や会社への転勤をせざるを得ません。

しかし、「無期雇用派遣」はその規定の対象外ですので、お気に入りの部署や会社ではいつまでも働け続けます(もちろんそれは先方企業の事情にもよりますが)。

ずっと同じ部署で働き続ければ、派遣先企業からの信頼も得られて、より幅広い仕事が任されることもあるでしょう。それで着実にキャリアを積むことができます。

「無期雇用派遣」のデメリットとは?

しかし、そうはいっても、「無期雇用派遣」にはよいことばかりではありません。

そのデメリットは以下のものが想像されます。

派遣特有の自由さがなくなる

そもそも派遣という働き方の最大のメリットは、自由に働けることです。

働きたい時に働いて、遊びたい時も思い切って遊べるということはいいでしょう。しかし、無期雇用派遣になると、基本的に正社員と同じような働き方をしなければなりません。正社員といえば、月から金まで、フルタイムで働く必要があるため、自分のライフスタイルに合わせて働くことができなくなります。

デメリットその2:職場が選べない

無期雇用派遣は派遣会社からの業務命令で仕事をするので、派遣先を自分の意思で選ぶことはできません。会社に入ったら、「こんなはずじゃなかった!」と思ってしまっても、自分の意思で派遣契約の更新拒否ができません。

どうしてもその会社が無理と感じてしまったら、まず派遣会社の担当者と相談するようにしましょう。

デメリットその3:書類選考と面接がある

普通の派遣ですと、実は派遣先企業による事前の選考(書類選考や面接など)は法律に禁止されています。基本的に派遣会社の面談とスキルチェックさえ通せばOKです。

その一方、無期雇用派遣は派遣会社の社員になることを前提としているため、派遣会社による書類選考や面接などが必要となってきます。しっかりと事前に対策しておかないと、落ちる可能性も十分にあります。

終りに

無期雇用派遣になると、安定した仕事と収入が得られますが、その反面、派遣ならではの自由さを犠牲にしなければなりません。

自分のライフスタイルやキャリアプランをもう一度見返して、しっかりと考えてから決めた方が良いでしょう。

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